2004年8月の写真 |
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イペーこの花は、ブラジル人自身よりもブラジルを訪れた外国人のほうが「ぜひ見てみたい」という思い入れが強いのではないだろうか? 黄色いイペーは、ブラジルの国花である。 名前こそ身近なものの、間近で見るとなると意外と少ない。と、ここまで書いて、この写真には、イペーという確証が無かったりする。 9月ごろに咲く花という印象があって、それも薄手のスカートのように「ぶらんぶらん」とぶら下がっている印象があったのだけれど。こんなに密集してたっけ。 ただ、日のあたるところは早く咲くようで、別のところにある紫イペーも、一部、同じ時期に咲いていた。 木材としてのイペーは、非常に硬い特質を活かしてトラックの荷台の枠組みなどに利用されたり、工芸品として靴べらに利用されたりしている。 あと、紫イペーの樹皮はタヒボ茶として利用されたりしている。日本では高価なタヒボ茶も、ブラジルでは、とくにブラジル漢方の薬局などでは結構安い。
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