7月の写真 |
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Pinheiro - Campinas SPご存知? パラナ松。植物学的には松ではないそうだが、手鞠よりも大きなマツボックリをつける。 この種をピニョンと言い、湯がいて食べるとなかなか美味しい。Shihoさんは、炭火で焼いて食べたそうで、これまた美味しかったとのこと。 このパラナマツは、ずっと知らなかったのであるが南の方(つまり寒い方)の植物だそうで、日本でも充分、育てることができるのだそうだ。実際、パラナ州の州都クリチーバ市は、ツピー語でCurit(松林)+yba(広大な)という意味から名づけられたというのが有力だそう。この写真ほど大きくなるのに何年かかるか分からないが、日本で栽培?に挑戦してみたい人はモルタデーラさんに連絡すれば、分けていただける。 とまぁ、こんなことを書いてみたのは実は、わが家でもピニョンが芽を出したからである。か弱い新芽なので、実際に大きく育つかどうかは未知数ながら、今からワクワクしている。 ブラジルに旅行した人なら、このユニークな姿を脳裏にとどめている人も少なくない、そんな存在感のある木だ。この写真の手前、駐車場のように見えるスペースは、実はコーヒーの実を乾燥させる設備である。
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