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濃厚なココナッツを味わう コカーダ


 ココが入手できれば、中の水を飲んだ後、パキンと割って、コカーダを作ってみましょう。ただし、若いココではナッツが発達していないので注意を。購入時に確認してみましょう。5mm以上は必要です。今回も例に漏れず(笑)、わが家で作ったそのままの分量を記述しています。

 ナッツの取り出し作業はちょっと危険で、また鍋に付きっ切りでかき回し続けるため、けっこう「男の仕事」って感じです。あと、かなり熱くなるので子供さんには注意してください。

 シャキシャキと噛めば噛むほど、新鮮なココナッツの味が染み出してくる一品です。

 

材料

ココ椰子 今回は4個(ナッツの部分だけで650g)使いました。
砂糖 550g (ブラジルの一般家庭ではもっと甘いです)
牛乳 200cc
バター バットに塗るだけ。

作り方

ココを割ったら、白いナッツの部分だけを取り出します。※1
ココナッツをフードプロセッサーなどでパン粉からお米ぐらいの粉々(必ずしも均一である必要はありません)にします。
大きめの鍋(グツグツと飛び散るので)にココナッツと砂糖、牛乳を入れて強火にかけます。
ひたすらかき混ぜていると、次第に水分が抜けてきます。
強火でこね回すこと約25分、水を張った皿に小さな塊を入れて、固まっていれば、バターを塗ったバットにあけて冷やし固めます。※2
※1  ナッツと分離させるのは、包丁などの根元を使います(かなり危険)。茶色い部分がナッツについたまま分離させ、後で皮むきなどを使うほうが、白い部分だけを切り取ろうとするよりは簡単です。茶色い部分を残して料理する人もいます。このあたりは好みで。
※2  冷やした時に固まるかどうかを見るわけです。強火ですので、見極めは時間との勝負になります(ちょっとオーバーですけど)。柔らかめで切り上げると、蜜のようなテカリ(今回の写真)がでます。固めにすると、手で掴んでも全くベッタリした感じがないぐらい乾きます。この辺は好みでどうぞ。固めのほうが日持ちしそうな気がしますが、本当のところは分かりません。

 

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