貴卑コラム l 作ってみようブラジルの味 l 迷訳辞典 l ブラキチさん いらっしゃい! l 何でもブラジルデータ |
サイトの運営方針 |
貴卑談語(きびだんご)の名の通り、高貴も卑俗も談じて語るというのが唯一、このサイトのスタンスである。
それでも管理人の立場を補足するなら、以下のような説明が成り立つであろう。
1) ブラジルと日本の相互理解の一助となる
継続的な経済交流や文化交流は、人的交流という土台を必要とする。逆に人的交流があれば、経済交流や文化交流の活性化に向けたハードルは低くなる。
2) 「苦労した移民」というイメージから脱却した視点からの移民論
人生誰でも、苦労の連続だろう。苦労を知らないという人がいるとすれば、それは自己を高める努力をしなかったということだ。他人が勝手に同情するのはともかく、少なくとも私は、「苦労した」と臆面も無く言う現在の移民社会のあり方について、同じ移民としてその良識を疑う。さらにこうしたイメージは、移住政策の議論を誤った方向へ導くと考える。我々は相手に事実を訴求すべきであって、その判断は相手に任せるというぐらいの自律性は持つべきだ。移民同士の自慰行為に加担する気はない。これは、「かわいそうなデカセギ」論も同様である。
3) さまざまな価値観の変革を余儀なくされるこれからの時代にふさわしい価値観を模索する
今後の日本は、否応なく外国に開かれたものとならざるを得ない。所得や機会の均質化はピークに達しており、今後は格差が拡大する方向で進むと考える。移民の来た道(といってもピンキリであるが)を是とするものではないが、少なくとも、叩き台として充分な実験の場であることは間違いない。
4) 当サイトへの反論も受け付ける
さまざまな考えがあるのは当然。対話の価値のある反対意見には敬意を表します。また当サイトでの掲載もやぶさかではありません。反対、賛成、どちらの意見もお気軽にメールを下さい。
改めて書くまでもないことだとは思いますが、当サイトの各ページへのリンクは、内容の如何にかかわらず自由です。連絡も不要です。相互リンクを希望される方の場合は、連絡ください。
当サイトに掲載の文章や写真、図版その他すべての著作権は、断りのない限り美代賢志個人に帰属します。 |
Copyright (C) 2002 Kenji Miyo All right reserved. |