もうすぐ解禁 「サンバ・カーニバル」に出場しよう! |
ブラジルといえばカーニバル。しっかり練習を積めば私たち日本人だって、あの大スペクタクルへの出場は夢ではありません。そして日本人にお勧めといえるのが、サンパウロ。エスコーラに通い、練習をつんで参加するという意味では、自分の住んでいる都市、それもなるべく地元の地区がよいでしょう。
エスコーラ・デ・サンバの練習は通常、開催前年の8月から始まります。サンパウロなら、「Vai
Vai」や「Rosas
de Ouro」といったエスコーラ・デ・サンバは、飛び入りでの申し込み、参加も可能です。でも、せっかく参加するなら、電話連絡して練習日を聞き、それにあわせて訪問したいものです。そのエスコーラに通っている日本人がいれば、紹介してもらうなり一緒に参加するなどすれば、ポルトガル語に不安があっても安心でしょう。いずれにしても「通って練習をつむ」というのが醍醐味です。そこでもっとも重視したいのが、どのエスコーラなら通えるか、ということです。年末になれば、週に2度や3度、深夜までの練習が続きます。気軽に通える、というのは見逃せない条件になるでしょう。
もし、「素人でも大丈夫?」などと心配されている読者がいれば、その心配は無用です。大切なのは「サンバが好き」という気持ちなのです。この気持ちをエスコーラのメンバーに伝えれば、丁寧に教えてくれるはずです。コミュニケーションさえしっかりできれば、大丈夫です。話しかけるきっかけが掴めなければ、エスコーラ内のバールでビールでも飲んで、「あなたもどう?」と聞いてみるのもよいでしょう。きっかけは人それぞれですが、とにかく「話しかけてみる」というのが大切。積極的に話しかけてみよう。また、カメラで写真を撮ってあげるのもよいかもしれない。エスコーラ内でトラブルが発生したというのは、名誉にかかわる一大事。ということで、思った以上に安全に配慮しています。もちろん、自分の安全は自分の責任の範囲内ということは心がけていよう。
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