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鶏肉とカトゥピリのコッシーニャ
 ブラジルを代表するスナック(salgadinho)コッシーニャ。今回は、サンパウロでも指折りのボテッコ(boteco=居酒屋)といわれるFRANGÓ特製の「鶏肉とカトゥピリのコッシーニャ」を作ってみましょう。カトゥピリ(Catupiry)とは、ブラジル特産のクリームチーズです。マンジョッカ芋を使わずに、小麦粉を使うので日本でも手軽に作れるでしょう。

鶏肉とカトゥピリのコッシーニャ

 

材料(80個分)

鶏ムネ肉

3羽分、骨と皮のついたもの

オリーブオイル

スープスプーン2杯

タマネギ

大きめのものをできるだけ小さなみじん切りに

カトゥピリ

なければクリームチーズ、量はお好みで

塩コショー

適量、できればコショーはあら挽きで挽き入れる

ころも

2.7 リットル

サラダ油

90 ミリリットル

鶏の湯で汁

200 ミリリットル

小麦粉

1.45 Kg

ファリ−ニャ(粉) 適量、ブラジルではFarinha de Roscaを使います
 

揚げ油

適量

 

具の作り方

大きめの鍋に水を張り、塩、オリーブオイルを入れて鶏肉を柔らかくなるまで煮ます。

1の煮汁は裏ごししてとっておきます。(後で衣に使います)
1の鶏肉から皮と骨、軟骨を丁寧に取り除きます。残った肉はコショーをふり、できるだけ細かく裂きます。注1

注1 鶏肉を裂くには、フォークなどを使うと良いでしょう。ほぐすように細くすれば食感はさらに良くなります。

ころもの作り方
鍋に水を入れ、火にかけます。
温まってきたら、サラダオイルと鶏ガラスープを加えます。
沸騰したところで、小麦粉を一気に入れます。
3を、へらで焦げ付かないように良く混ぜます。しっかり火が通り滑らかになれば火を止めます。
仕上げ
ころもを適当な大きさにとって手のひらに広げます。スプーンを使うと大きさも揃い、広げやすいでしょう。
1に、カトゥピリを少し入れます。お好みの分量でかまいませんが主役は鶏肉ですから、気持ち少なめで良いでしょう。
具(鶏肉)を入れます。
ころもを閉じ、手のひらで転がしながら紡錘形に整えます。
ファリーニャ・デ・ロスカをまぶします。
油で揚げます。コロコロと転がしながら、狐色になるように揚げるので、大きめのてんぷら鍋などがおすすめです。
よく油を切って、アツアツをどうぞ。タバスコソースをかけてもおいしく召し上がることができます。

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