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バウルー(Bauru)の作り方
 ブラジル式サンドイッチです。ポン・フランセースに輪切りのトマト、ローストビーフ、モッツァレラチーズなどを挟んだ簡単な料理です。名前の由来は1920年代、バウルー市出身の法学生がいつも、軽食堂「Ponto Chic(おしゃれなスポット、という意味)」でこれを注文していたことから。つまり他の客までが、彼のあだ名をとって「バウルーをくれ」と言い出したため、そのままサンドイッチの名前になってしまったのです。
 ちなみにこの店、現在も当時の場所に現存します。さらにこの法学生Casemiro Pinto Neto氏の胸像が店内に飾られています。
 手軽にアツアツを食べたい一品です。

 ポント・シッキとオリジナルの写真はこちら。オリジナルには、レタスはなく、ミナスチーズがどっぷり入っていました。


中身がわかるようにパンをずらしてみると…不味そう

 

 材料(1個分)

パン以外の入手は簡単!

ポン・フランセース 1個(ブラジル式フランスパン?です)
レタスまたはサラダ菜 1枚から2枚
トマト 輪切りスライス2枚から3枚
薄切りロース肉 ステーキ大の薄切り1枚 
モッツァレラチーズ スライス4枚
ピクルス スライス2枚
オレガノ 適量
塩・コショー 好みに応じて(本式には塩のみです)。
 本来はローストビーフ(薄切り)を使います。この場合、作り方の1は省略してください。

 

 作り方

薄切り肉に塩コショーをして、フライパンでふたをしながら両面をさっと焼きます。
フライパンでチーズをしっかりとろけさせます。
水平に切り目を入れたパンにレタスを挟みます。
2の上にオレガノ、1の肉、トマトスライスとピクルスの順に載せます。
4をパンに挟んで出来上がりです。注1 ケチャップやマスタードをかけて頂きます。
注1 フライ返しは穴の開いていないものを使いましょう。でないと、とろけたチーズがからみ付きます(体験済み)。
注2
 お好みで、チーズは複数(カトゥピリやミナスチーズ、プロボローネなど)をブレンドしても、おいしくいただけます。

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