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タラとジャガイモの煮込み
  ポルトガル以来の伝統、タラ(Bacalhau)とジャガイモの煮込みを作ってみましょう。ブラジルでは、肉食を禁じられている四旬節、あるいはクリスマスシーズンなどに良く食べられます。また、煮たタラをほぐして炒めたタマネギや刻んだサルサを加えてギョウザの皮で包んで揚げれば、立派な「タラのパステル」に早変わりです。作り方は各家庭で様々のようですが、ここでは管理人の家の作り方を紹介します。

これが今回の料理!(って、Paixãoの日の私のお皿)

 

 材料(8人分、とは言え分量はいい加減です

干鱈(塩鱈) 500g
ジャガイモ 1Kg
タマネギ 1個(妻がタマネギ、嫌いなんですよね)
サルサ 少々
ウルクー 少々
適量

 

 下ごしらえ(美味しさの秘訣は前夜から)

干鱈(塩鱈)をビール瓶などで叩き、身を少しほぐします。
鍋に干鱈を入れ、いっぱいの水を張ります。
翌朝の調理開始まで、3回ほど水替えします。
 この時点で鱈の塩をよく抜いておきます。もちろん水替えなしでも大丈夫です。が、この塩にはエグミがある上、味付けを誤る原因にもなります。また料理の塩味は後から加えます(これはフェイジョアーダと同じ手法です)

 

 調理はいたって簡単!

ふやかした鱈を水から取り出し、汚れを取り除きます。骨はそのまま、皮は好みに応じて取りましょう(というか、とったほうが美味しいです)
ジャガイモを、カレーライスの要領で切ります。タマネギは細切りに。
圧力鍋に鱈とジャガイモ、タマネギを入れ、浸る程度の水を入れます。
蓋をして30分ほど煮ましょう。
サルサを入れ、続いてウルクーを少々入れます。ほんのり赤くなる程度で結構です。
最後に塩で味を調えます。
レシピは我が家のもので、本式ではない(ハズ)ですが、これだけで結構、美味しいです。
 サルサやウルクーは、好みに応じて入れてください。また余ったら、水分を切って餃子の皮に包んで揚げましょう。美味しい鱈のパステルになります。また、トマトを入れる場合もあります。

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