ナタールの料理 |
ナタール市の概要
観光スポット
ナタールのレストラン
ドタバタ観光記(1)
ドタバタ観光記(2)
ドタバタ観光記(3)
あなたのお好みは肉料理ですか? それとも魚料理?
「太陽の街」ナタールなら、どちらを注文しても満足すること間違いなしです。ただし料理のボリュームは、2人から4人前が一般的。アレコレ食べてみたいなら、大人数で行くことをお勧めします。
カルネ・デ・ソルとマカシェイラ、フェジョン・ヴェルデの盛り合わせ |
カルネ・デ・ソル(Carne
de Sol)
直訳すると、太陽のお肉。同州西部のモソロー(Mossoró)が発祥の地の、いわゆる干し肉です。ブラジル中西部以南では、Carne
Secaと呼ばれますが、これとは製法なども微妙に違うようです。Maminhaと呼ばれる部位のものが、やわらかくて美味しいとのこと。大きな塊ごと、鉄板でバターを使ってソテーしたり、油で揚げたりするのが一般的のようです。良質のものはジューシーで、「干し肉」という感じはまったくありません。
フェイジョン・ヴェルデ(Feijão
Verde)
その名のとおり、緑色のフェイジョンです。この豆は、フェイジョン豆が熟す前の緑色の段階で摘み取ったものです。実はVerdeには、「未成熟な」という意味もあり、この両方の意味を掛けたネーミングなんですよ。カルネ・ド・ソルの付け合せに、ちょっと変わった風味を添えてくれます。
マカシェイラ(Macaxeira)
いわゆるマンジオッカ芋です。他の地域同様、煮るか揚げるかしていただきます。こちらも、カルネ・ド・ソルなど料理の付け合わせとして登場します。
ケイジョ・デ・クアーリョ(Queijo
de Qualho)
この地方特産のフレッシュチーズ。ミナスチーズそっくりで、癖のないサッパリ味です。牛またはヤギの乳を使って作られます。
ピロン・デ・ケイジョ(Prão
de queijo)
牛乳をベースに、ケイジョ・クアーリョ、マンテイガ・ド・セルトン(セルトン地域のバター)、マンジオッカ芋の粉を塩で味付けしたものです。
ファロッファ・ダーグア(Farofa
D´agua)
別名、ファロッファ・デ・ボロン(Farofa de Bolão)。ファロッファ・ダーグアというのは、直訳すれば「水のファロッファ」という意味です。ファロッファというのは、マンジオッカ芋の粉をバターで炒めたりして作る粉料理のことです。その名が示すとおり、沸騰したお湯にバターやタマネギ、マンジオッカ芋の粉をくわえて作ります。
カランゲージョ(Caranguejo)
ご存知、泥蟹。肉付きが良くなり太ってくるのは12月から。毛むくじゃらの尖った足先で、身をほじくり出して食べるこの味に、あなたも病みつきになるはずです。
ラゴスタ(Lagosta)
こちらはイセエビです。サンパウロなどから比べると、質が良い上に驚くほどの低価格(といっても相対的なもので、価格としてはやっぱり高いですが)。予算と機会が許せばぜひ、味わってみたい一品です。炭火がお勧めですが、油で揚げたりバターでソテーしたりと、店によっていろいろあります。
ボボー・デ・カマロン(Bobó
de Camarão)
エビの煮込み料理です。独特の風味は、好みが分かれるかも。
ペイシャーダ(Peixada)
魚のブイヤベース、というか煮込み料理です。モケッカに比べるとあっさりしています。
モケッカ(Moqueca)
ペイシャーダがブイヤベースなら、こちらはデンデ油とココナッツミルクで濃厚な香りと味を出した煮込み物。一般的には魚ですが、時としてエビを使ったモケッカ・デ・カマロンというメニューがあったりします。デンデ油の香り(というか臭いか)は、好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、ぜひ、試してみたい一品です。
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